「支払いSuicaでお願いします」
「クレジットカード使えますか?」
そんなお客様の声にドキッとしたことはありませんか?
このように、タクシーにおけるお客様のキャッシュレス決済ニーズは近年急速に高まり続けています。その理由としては、スピーディな決済を求めるお客様が増えていること、もともとキャッシュレス文化の外国人観光客のお客様が増えていることが挙げられます。
特に2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博に向けて、クレジットカードだけなく、電子マネーやQR決済など多様な決済への対応が迫られているのが現状です。
とはいえ、「一体どうやってキャッシュレス決済に対応すればいいの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。
今回はこういった疑問にお答えできるよう、タクシーにおけるキャッシュレス決済への対応方法を分かりやすくまとめてみました。個人タクシー、法人タクシー問わず導入できるのでぜひ参考にしてみて下さい。
それでは、さっそく見ていきましょう!
Contents
タクシーはエアペイ導入がおすすめ
さっそくですが結論です。タクシーにおけるキャッシュレス決済対応にはエアペイの導入が最もおすすめです。
なぜなら、カードや電子マネーなど業界最多の26種類もの決済に対応しており、かつコストも低く抑えられるためです。
そもそもエアペイとは何かと言うと、専用のカードリーダーとiPad(もしくはiPhone)であらゆるキャッシュレス決済に対応できるようにするサービスです。上の画像のようなイメージになります。
エアペイは、日本の時価総額ランキングでもTOP10に入るほどの大企業であるリクルートが開発・運営し、日本で最も利用店数が多いキャッシュレス決済対応サービスなので安心です。
エアペイについての詳しいまとめは以下の記事で行なっています。これからエアペイについて知りたいという方はこちらをご覧下さい。
導入事例と口コミ
エアペイでは、個人タクシーにおける利用例が次々に出てきています。これまでは導入コストが高いことが障壁になっていたカード決済や電子マネー決済の導入ですが、エアペイは導入コストが0円のため多くの個人タクシー事業者に支持されています。
以下、タクシー事業者のエアペイについての声です。
タクシー業、楽天pay様ではお見送り放置状態の電子マネー決済ですが、、
airペイ様の審査通過完了で本日よりQUICPay支払対応しました。
ipadからの決済音にカンドーしております… pic.twitter.com/COWwPGbRUz— 函館観光タクシー ファイブスタークラブ (@komatsutaxi) June 29, 2018
Airペイを申込みした。
利用形態「店舗のみで利用」を選択する。
申請業種はタクシーなので「店舗以外で利用」を選択しないといけない再度申込み下さいとの事。頭の悪い私は、タクシー=移動店舗と解釈したのだが・・・。#Airペイ #移動店舗— (個人) 上脇タクシー (@kamiwakitaxi) April 17, 2019
エアペイ申請をしたという声や、エアペイ導入後の決済体験にドライバーながら感動されたという声が出てきています。きっと新しい決済体験をされたお客様はもっと感動されていると思います!こういったところからリピート客って生まれるんですよね。
また、今後は観光タクシーのようなプラン料金型で高価格帯のタクシーサービスも増えてくると予想されますので、カード決済の需要はますます増えていくでしょう。さらに、これらサービスを消費するお客様の外国人比率も今後高まっていきます。下の図をご覧下さい。
図のように、海外におけるキャッシュレス決済比率は日本よりも遥かに高い水準にあります。今後、オリンピックや万博に向けてこのような決済ニーズを持った外国人観光客のお客様が増加していきますので今から準備しておくと良いでしょう。
タクシーにエアペイを導入するメリット
26種類のキャッシュレス決済に対応
タクシーにエアペイを導入する最大のメリットは26種類ものキャッシュレス決済に対応できる点です。具体的には、以下のような決済に対応できるようになります。
- クレジットカード:VISA, Mastercard, JCBなど
- 電子マネー:ID, QUIC Pay, Apple Payなど
- 交通系電子マネー:Suica, PASMO, ICOCAなど
- QRコード:PayPay, LINE PAY, ALIPAYなど
エアペイは多くの決済に対応しておりますが、その意味はそれだけ多くのお客様のご要望にお答えできるということになります。
例えば、2019年に爆発的に普及し始めたQRコード決済についても、エアペイは既にメジャーなもの5種類(PayPay, LINE Pay, d払い, ALIPAY, WeChatPay)に対応しています。この対応決済については日々アップデートされ、今後新しい決済が流行したとしてもエアペイなら追加対応が期待できます。
初期コストが0円で1台からでも導入しやすい
エアペイはなんと初期コストが0円です!
エアペイでは今ならキャッシュレス0円キャンペーンを行なっており、カードリーダーはもちろんiPadも無料でもらうことができます。
これは政府のキャッシュレス・消費者還元事業による後押しが影響しています。タクシー業界に限らず、日本は現在国をあげてキャッシュレス比率の増加に舵をきっているので、決済サービス導入は優遇されほとんどお金がかかりません。これなら試しに導入してみてダメだったらやめるというのもありですね。
さらに、エアペイはキャッシュレス・消費者還元事業者の指定登録事業者なので決済手数料も2.16%と業界最安水準で利用できます。
これも消費者還元事業による効果ですが、登録決済サービスのエアペイだからこそできることです。こういったチャンスを活用できるという点も大きなメリットになります。
スピーディーな支払いで顧客満足度UP&リピーター獲得
タクシー業で特にエアペイの恩恵を受けられるポイントは支払いスピードの早さです。
なぜなら、タクシーという移動サービスの利用者の中には一定の割合で急いでいるお客様がいらっしゃるためです。また、ビジネスで利用されるお客様も分単位でタイムマネジメントを行なっている方が多いです。これらのお客様はいつもスピーディな決済を求めています。
現金決済は何かと小銭の調整やおつりのやりとりで時間がかかりますよね。もしキャッシュレス決済ができたら、そんなやりとりはなくなり5秒ほどで決済が完了します。
オリンピックや万博における外国人需要の獲得
エアペイのもう1つのメリットが外国人需要の獲得ができる点です。
今後、日本のタクシー業界で避けては通れないのは外国人観光客への対応ですね。特に東京オリンピックの開催される2020年の訪日外国人客は4,000万人にものぼると予想されています。
さすがオリンピックの影響は大きいです。では、この時タクシー事業者はどのような変化を経験するでしょうか?
大きな変化の1つが外国人観光客のタクシー利用の急増、それに伴うキャッシュレス決済ニーズへの対応です。外国人のほとんどはクレジットカード決済やQR決済を希望されるでしょう。これら決済のできないタクシーは残念ながら利用されない運命になるかもしれません。
エアペイを導入しておけば、こういった外国人観光客への対応もバッチリなので早めに導入して操作に慣れておくことをおすすめします。ただでさえ、英語や中国語で話されてあたふたするのですから、操作も分からないとなるともはやパニックです(笑)
オリンピック前の入念な準備が肝心です!
タクシーにエアペイを導入するデメリット
決済額に応じた決済手数料がかかる
エアペイで注意しておきたい点の1つは利用額に応じて決済手数料がかかる点です。
エアペイの決済手数料は業界最安水準で現在はほとんどの決済で3.24%が適用されています。ただし、キャッシュレス・消費者還元事業が発動する2019年10月からは2.16%まで決済手数料率が下がります。
例えば、月のエアペイによる決済額が10万円で決済手数料が2.16%だとしたら、2,160円がその月の決済手数料となります。
エアペイ利用にあたっては決済手数料の支払いが必須ですが、これは投資として割り切りましょう。その投資以上に、集客効果や機会ロスの削減が期待できるためです。
例えば、せっかく乗車しかけたお客様が「カードが使えないなら違うタクシー探します」と利用を断られたり、現金支払いでもたついている間に待機していた次のお客様が別のタクシーに乗車してしまったり。そんなもったいない状況はできる限り減らしていきましょう!
通信できる環境が必要
タクシーでエアペイを利用するためにはiPhoneもしくはiPadで通信できる環境が必要です。エアペイでは会計時にその場で通信をして、お客様の決済承認を行うためです。
通信手段は以下のようにいくつか考えられます。
- 4Gデータ通信のできるiPhoneまたはiPadを利用する
- モバイルWi-Fiを利用する
- 自分のスマホのテザリング機能を利用する
どれも実用可能ですが、管理人のおすすめは①の4G通信のできるiPhoneもしくはiPadを利用することです。
なぜなら、この方法が最も安定した通信を行えて対応エリアも広いためです。
せっかくお客様がカードや電子マネーで決済をしようとしたのに電波がなくてはどうしようもありません。特にタクシーはあらゆる場所にお客様をお届けして決済を行います。あらかじめ通信が遮断されるようなリスクは排除しておきましょう。
簡単なタブレット操作を要する
エアペイの操作はiPadもしくはiPhoneの操作ができることが必須になります。普段タブレットを使い慣れていない方は注意して下さい。
例えば、法人タクシーにおいてエアペイの一括導入をお考えの場合は、従業員の方全員がタブレット操作に対応できそうか確認してみることをおすすめします。誤った操作でお客様に実際とは異なる金額を請求してしまうと大変です。この点はぜひご注意下さい。
もし、タブレット操作が苦手な従業員がいらっしゃたら無理に全台導入せず、キャッシュレス対応車を限定して一部のみ導入することが良いと思います。極力リスクは減らしましょう。
また個人タクシーの事業者の方でしたら、こちらのサイトを見ていただいているくらいですからタブレット操作は全く問題ないと思います。ぜひ、エアペイに申し込んでその利便性を体感されてみて下さい。お客様もきっと喜びますよ!
まとめ
以上、タクシーへのエアペイ導入について詳しくまとめさせて頂きました。
いかがでしたか?カード決済や電子マネー決済を導入するイメージが少しでも湧いたなら幸いです。
タクシーへのキャッシュレス決済導入について簡単にまとめると以下のようになります。
- 決済サービス:エアペイがベスト
- 導入事例:個人タクシーを中心に多数あり
- メリット:26種類の決済に対応、初期コスト0円、スピード決済、外国人需要獲得
- デメリット:決済手数料あり、通信環境が必要、タブレット操作必須
私はタクシーと業種こそ違いますが、酒屋へのエアペイ導入を行なった経験があります。現金を使わない決済体験は本当に感動的で新しい時代に追いついたような感覚を覚えました。
何より、お客様が便利そうに使ってくれているのが嬉しくて導入して良かったと感じています。大げさに感動されるわけではありませんが、小さな「便利」・小さな「いいね」の積み重ねがお客様からの信頼に繋がっているんじゃないかと考えています。
タクシーへのエアペイ導入をお考えの方にも、ぜひそんなお客様からの小さな「いいね」をたくさん集めて頂きたいです。こちらのサイトで疑問点や不明点を解消して、ぜひ新たな一歩を踏み出してみて下さい!
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