この記事では、エアペイのデメリットや注意点、またその対処法についてまとめました。
プーさんの言う通り、エアペイには致命的なデメリットというのはありません。
一方で、注意点をしっかり確認することは決済サービスを導入する上では大切です。今回はその対処法までご説明しますので、ぜひエアペイ導入時の参考にしてみて下さい。
Contents
Airペイ(エアペイ)のデメリットと注意点まとめ
気になるエアペイの注意点ですが、まとめると次のようになります。
- 電子マネーはnanacoとWaon、楽天Edyが未対応
- QRコード決済は楽天ペイが未対応
- Android(アンドロイド)が未対応
- Wi-Fi環境が必要
- 翌日振込はできない
- 申し込みから利用開始まで1〜2週間かかる
それではさっそく詳しく見ていきましょう。
電子マネーはnanacoとWaon、楽天Edyが未対応
エアペイは、セブンイレブンなどで使えるnanaco、イオンで使えるWAON、楽天ポイントが使える楽天Edyに未対応です。今後、対応していくかどうかもまだ公式な方向性は示されていません。※WAONポイントは対応しています
そうです。プーさんの言う通り、nanacoとWAONは利用できる店が特定のチェーンに限られているため、これらのみを電子決済の手段にしている人は滅多にいません。
楽天Edyも楽天市場を頻繁に利用する人なんかが利用しており、これだけという人は少ないです。
一方で多くの人が決済手段としており、必ず対応していたい決済手段というのもあります。それはクレジットカードと交通系電子マネーです。
ご安心下さい。エアペイはこのいずれにも対応しています!
実際、お客様が電子決済として利用されるものはほとんどこのクレジットカードと交通系電子マネーになります。したがって、エアペイの機能があれば必要にして十分ということになります。
QRコード決済は楽天ペイが未対応
エアペイは楽天ペイというQR決済には未対応です。
QRコード決済は今後日本でも急速に普及していく可能性のある決済手段です。
2018年末にはPayPayが100億円あげちゃうキャンペーンを実施し火付け役となりましたね。
実は、日本でメジャーなLINEペイ、d払い(ドコモのQR決済)に対応できる決済サービスはエアペイだけです。
さらに、中国で最もメジャーな決済手段であるALIPAY(アリペイ)やWeChatペイ(ウィーチャットペイ)にも対応しています。今後、訪日観光客数は増加し政府もこれを後押ししていることから、この点も大きなメリットになってきます。
エアペイでできるQRコード決済
Android(アンドロイド)が未対応
決済手段も多くとても便利なエアペイ。しかし、Android(アンドロイド)には未対応なので注意が必要です。
エアペイの金額入力やPOSレジアプリを使う際は、iPhoneもしくはiPadを使う必要があります。Androidユーザーの方は新たにiPadを購入する必要があります。
新たにタブレットあるいは周辺機器を購入する場合はぜひ検討して頂きたい情報があります。軽減税率対策補助金の活用です。これを活用することで、例えばiPadなら市場価格の半額で入手することができます。
消費税増税に伴う政策として、中小企業庁が窓口となって補助金の申請を受け付けています。詳しくは『軽減税率対策補助金とは|対象や申請まで徹底解説!』で解説しています。ぜひ確認してみて下さい。
Wi-Fi環境が必要
もしWi-Fi環境をこれから導入する場合は光回線を導入がおすすめです。
導入時に、ルーターが付いてきますのでこのルーターからWi-Fiを飛ばす(インターネット通信をする)という流れになります。
実は私もエアペイを酒店に導入したことがありますが、その際はWi-Fi環境が整っておらず右往左往しました。どの光回線を選べばよいのか、どの代理店から申請すればよいのかといったことが分からず1から調べる必要があったためです。
結果的にお店に合った光回線を導入しWi-Fi環境をつくることができましたが、なかなか骨折れる作業であったことは確かです。同じような経験をされている方向けに、Wi-Fi導入の具体的な手順と光回線の選び方を『【超まとめ】お店にWi-Fiを導入しよう|おすすめ光回線 決定版』にまとめています。ぜひ、こちらも参考にされてみて下さい!
翌日振込はできない
お客様から支払いを頂いて決済したら、次は入金のステップになります。指定の口座に入金申請するのですが、エアペイの場合翌日入金はできません。
他の決済サービスでも翌日入金可能なのは限られた条件時のみです。したがって、ここはエアペイに限らず計画的な入金サイクルを自分で確立することが重要です。
とはいえ、エアペイはメガバンクであれば月6回も入金をすることができます(メガバンクでなくても月3回の入金が可能)。一般的なクレジットカード会社との個別契約をした場合は月1回なので、むしろエアペイの入金サイクルは圧倒的な高頻度と言えるのです。
申し込みから利用開始まで1〜2週間かかる
エアペイは申し込みをしてすぐに利用できるわけではありません。上図の通り、審査とカードリーダーの配送、初期設定を済ませてから利用開始ができます。だいたいこの間が1,2週間です。
なお、申し込みや初期設定の詳しいやり方は『【超解説】Airペイ(エアペイ)のかんたん導入方法』でまとめています。合わせて参考にして下さい。
Airペイ(エアペイ)のデメリット&対処法まとめ
あらためて、エアペイの注意点をまとめると以下のようになります。
- 電子マネーはnanacoとWaon、楽天Edyが未対応
- QRコード決済は楽天ペイが未対応
- Android(アンドロイド)が未対応
- Wi-Fi環境が必要
- 翌日振込はできない
- 申し込みから利用開始まで1〜2週間かかる
いかがでしたか?各項目でご説明したように、それぞれの注意点にはしっかりとした対処法があります。ぜひ、参考にして頂ければ幸いです。
エアペイは注意点だけでなくメリットもたくさんあります。ぜひチェックしてみて下さい。