「カウンター上のスペースをもっとすっきりさせたい。」
「閉店後のレジ締めには30分以上かかることも。もっと時短したい!」
「売上や在庫数の管理は手動でやっている。自動化できないのかな?」
普段の業務の中でこんなことを思ったことはありませんか?
お店やホテル、クリニックなど事業所を経営されている方なら1度は考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エアレジのメリットやデメリット、導入方法まで分かりやすく解説していきます。ぜひ、参考にしてみて下さい。
Contents
エアレジとは
モバイルPOSレジアプリの本命
エアレジは日本を代表するモバイルPOSレジの1つです。
モバイルPOSレジとは、いつでもどこでも商品やサービスの会計ができ、自動で販売データを集計・管理してくれる持ち運び可能なレジのことを言います。
従来の大きな固定型のレジとは異なり、タブレットやスマホに専用アプリをダウンロードしてレジ機能が利用できます。薄いタブレット1枚とワイヤレス接続可能なレシートプリンタ・ドロアがあればレジとして機能するので、コンパクトに収まりスマートな空間を演出できます。
以下、モバイルPOSレジ設置時のイメージです。
またタブレットやスマホは持ち運びができるので、例えばお店におけるテーブル会計が可能になったり、家にいながら売上分析やレジ締めを行うことができます。これにより、経営者や責任者の時短、リモートワーク、人件費の削減などを可能にしてくれます。
以上のように、モバイルPOSレジはテクノロジーの力により進化した新しいレジのあり方です。中でもエアレジは全国でアカウント数が402,000を突破し、利用店舗数No.1の実績を持つサービスです。今後も2019年10月に始まるキャッシュレス・消費者還元事業などを受けて、さらに普及が加速していくと予想されています。
注文・会計・決済が全てできる
エアレジは注文・会計・決済までを全てタブレットあるいはスマホ上で行うことが可能です。
これまでは、紙の注文票などでお客様のオーダーを書き記し、それをカウンターに持って行き会計・決済を行なうケースがほとんどでした。
このやり方でも十分機能しますが、どうしても注文履歴や会計処理の管理が煩雑になりがちです。一方で、エアレジなら上記の流れを全て電子化し、タッチパネルでのスピーディな商品入力ができます。売上・注文・在庫等の管理も自動で行なってくれるので、記帳ミスなども無くなります。
以下、商品入力と売上管理の画面です。
シンプルで分かりやすいデザインになっています。エアレジは無駄な機能をつけて複雑にするより、余計なものは排除して分かりやすくすることで高い操作性を実現しています。
気になる料金は?
高機能で便利なエアレジですが、気になるのはその利用料金ですよね。
驚くなかれ、なんとエアレジの基本的なサービスは全て無料で使えます!
具体的には以下の機能が全て無料で利用できます。POSレジ機能としては十分なものになっています。
これだけの機能が無料で利用できるのはエアレジだけです。POSレジを導入したかったけれど導入費用が高くて諦めていた方もこれなら迷わず利用できますね。
さらに、エアレジはアプリのアップデートによりその都度進化・改善されていきます。軽減税率など政府施策が入ってきても臨機応変に対応できる点も魅力的です。
例えば、2019年10月からは消費税増税に伴って品目ごとに8%と10%の2つの税率が適用されます。お店では商品ごとに税率を都度変更して会計・決済を行う必要があります。このような状況に従来のレジではとても対応できませんが、エアレジなら設定を少し変更するだけであっさり対応できてしまいます。
エアレジの導入事例
エアレジは一体どのようなお店が導入しているのでしょうか?
以下、エアレジが主に導入されているお店や事業所の種類です。
- 飲食店:レストラン、カフェ、居酒屋など
- 小売店:雑貨店、酒屋、農園など
- サービス店:ホテル、美容室、クリニックなど
大きく分けると、飲食店・小売店・サービス店の3つになります。どれもお客様に対して都度会計を行うという点が共通していますね。
それでは、具体的な事業所における導入事例を2つご紹介しようと思います。
以下、エアレジ公式ページの導入事例より一部抜粋いたします。
まずは飲食店、メリプリンチペッサ銀座店におけるエアレジの導入事例です。
こちらのレストランではもともとガチャレジを使っており、その操作の複雑さから限られた社員しかレジを操作できない状態でした。その社員が接客中で会計が遅れてしまったり、打ち間違いによる金額訂正でお客様を待たせてしまうことが課題となっていました。
そんな時にかんたんで誰でも使えるエアレジを導入したことで、お客様を待たせてしまうという上記の課題を解決できたと言います。
また、商品の売上分析も容易にできるようになるため、利益率の高い商品をおすすめできるようになったという効果も実感されています。
さらに、30分以上かかっていたレジ締めが10分に短縮されたという嬉しい成果も出ています。これもPOSレジならではの利点です。
次に、大阪のホテルにおける導入事例です。こちらは複数の系列ホテルにエアレジを導入した事例になります。
新しいホテルつくりをするに当たって使いやすくて低コストなレジシステムを探していたところ、ぴったりなエアレジを見つけ、今では全ホテルに導入されているとのことです。
会計スペースを自由にカスタマイズできる点も魅力になっており、「日本のホテルシーンに面白く新しい風を吹かせたい」という経営者の想いを実現しています。
このように、新しくお店や事業所を立ち上げるときにもエアレジは会計・決済サービスとしてとても有力な選択肢です。長く経営の強い味方になってくれることは間違いありません。
以上、エアレジがどのような場所で導入されているか、具体的な例を混ぜながらご紹介いたしました。エアレジ公式の導入事例紹介ページでは他にも様々な場所におけるエアレジ活用が紹介されています。もう少し他の事例も見たいという方は、こちらも合わせてチェックしてみて下さい。
エアレジのメリット
エアレジはお店の会計を効率的にし、経営者や従業員の負担を減らしてくれる画期的なPOSレジサービスです。ここではそんなエアレジのメリットをご紹介いたします。
エアレジのメリットをまとめると以下のようになります。
- シンプルな操作性
- 持ち運び可能
- 0円で利用可能
- 充実の分析機能
- 軽減税率にも対応
以下、さっそく詳しくみてみましょう!
シンプルな操作性
エアレジの魅力の1つはシンプルで分かりやすい操作性です。これにより、より多くの従業員がレジ操作をできるようになり、打ち間違いもほぼゼロにすることが可能です。
実際に会計をする時の操作をみてみましょう。
エアレジでは以下の3ステップで会計ができます。
いかがでしょうか。説明書がなくても感覚で操作できてしまうほど分かりやすいデザインになっていますね。
これは一般的な飲食店のように多くの従業員を抱え、入れ替わりもあるような店舗では重要なポイントになります。なぜなら、複雑な操作が苦手な従業員や新しく働き始めた従業員がすぐにレジ操作を覚えられるためです。
繰り返しになりますが、エアレジはこのシンプルな操作性が1つの大きなメリットになります。従業員に仕事を教える立場の経営者やマネージャーにとっても心強い味方です。
持ち運び可能
エアレジは持ち運びができるPOSレジです。タブレットやスマホに専用アプリをダウンロードして利用するので、どこにいてもエアレジの操作が可能です。
これにより、売上の確認やレジの締め処理がどこにいても行えます。休日に締め処理のためにわざわざ出勤する必要もなくなります。これは私たち経営者にとっては嬉しいメリットですよね。
また、場所を問わず会計ができるので、例えば飲食店ではお客様のテーブルで会計を行うこともできます。ワンランク上のおもてなしができ、お客様に今まで以上に喜んで頂けますね。
コスト0円!圧倒的なコスパ
エアレジの最大のメリットは何かと聞かれたらこれを答えるかもしれません。
エアレジの利用料金は0円です。誰でも自由に無料でモバイルPOSレジを利用できるので業界でも革新的な存在となっています。
これまでは高い費用をかけてガチャレジを購入するのが当たり前でした。投資がかさむ上に使い方も複雑で、もっと使いやすいレジはないのかと思う方も多いのではないでしょうか。エアレジならこれらの問題を全て解決してくれます。まさにレジ産業のイノベーションを担っているサービスと言えます。
このため2014年に産声を上げたエアレジはすでに全国的にも広く普及しており、2019年3月時点でその利用アカウント数は40万件を超えています。いかに多くのお店や事業所に支持されているかが分かりますね。
それにしてもなぜエアレジは無料で利用できるのでしょうか。うまい話には裏があるといいますが、管理人も始めはその辺を気にして色々と調べてみました。
すると、その理由が分かりました。まず第一に、エアレジの開発元であるリクルートライフスタイルではエアレジで儲けようとは考えていないとのことです。この画期的なPOSレジを無料でお店に提供し、Airシリーズ(リクルートが開発するエアレジなどお店向けサービスの総称)のファンになってもらうことを目的としています。Airシリーズの他のサービスも基本的には無料で利用できるものばかりですが、一部有料のオプション機能もあるのでそこでマネタイズをしていく方針なのでしょう。
したがって、エアレジに関してはお店にとってメリットしかない大変太っ腹なサービスであるということが分かりました。ぜひ安心して使ってみて下さい。
充実の分析機能
エアレジはその充実した分析機能も魅力の1つです。売れ筋メニューや在庫の確認がいつでもできるので、在庫ロスや機会損失を減らすことが可能です。
例えば、期間ごとの売上推移や商品ごとの売上推移はよく見る項目です。どの曜日・どの時間帯が購買数が多いか、どの商品が人気かといったことが一目瞭然です。
また、在庫管理や顧客情報の管理もリアルタイムに確認できます。例えば、現在の在庫状況が正確に分かるので適切な発注ができるようになります。さらに、顧客情報から過去にどれくらい来店されているお客様か確認できるので、常連のリピーター向けにドリンク1杯無料などの特別サービスを行うといったこともできます。
エアレジではこのように充実した分析が行えます。さらにそこから、キャンペーン施策やおすすめ商品の口コミなど行動に結びつけることでその威力は発揮されます。売上向上に繋がるヒントがたくさん見えてきますのでぜひ有効活用してみて下さい。
軽減税率にも対応
エアレジは2019年10月から導入される軽減税率への対応もバッチリです。軽減税率とは、消費税増税の際に食品のような生活必需品の税率だけ据え置きにするというものです。具体的には、外食を除く食料品と新聞は8%、それ以外は10%の税率が適用されます。
低所得者へ経済的な配慮をするという目的で導入されるこの軽減税率、これ自体は庶民としてはありがたいことです。しかし、お店や事業所の立場からすると10%と8%の複数の税率を商品ごとに使い分ける必要があり大変です。全ての商品の税率を暗記して、レジで打ち分けるというのは途方も無いコストがかかりますし、はっきり言って現実的ではないです。
そこで、このような複数税率に対応できるようなPOSレジの導入が必要になります。エアレジもその1つであり、簡単な設定をするだけで税率の使い分けや変更が可能です。
また、エアレジのようなモバイルPOSレジの導入は政府によっても推奨されています。これには軽減税率対策補助金という特別な補助金も出るので要チェックです。詳しくは『軽減税率対策補助金とは|対象や申請まで徹底解説!』に分かりやすくまとめています。合わせてご参照下さい。
エアレジのデメリット
エアレジはメリットの 多いおすすめのサービスです。一方で、導入に際しては注意が必要なポイントもあります。
こちらではそんなエアレジの注意点や対処法をご紹介いたします。
まとめると以下のようになります。
- iPadが必要
- Wi-Fi環境が必要
- キャッシュレス決済には別途エアペイが必要
- 免税会計には未対応
それでは詳しく見ていきましょう。
iPadが必要(iPhoneでも可)
エアレジの利用にはiPadもしくはiPhoneが必要です。Androidのタブレットは利用できませんのでご注意下さい。
エアレジはiPadに専用アプリをインストールして利用するサービスです。あらかじめiPadを用意しておきましょう。
魔法ではありませんが、iPad購入の初期費用を半分もしくはゼロにする方法があります。以下の2つです。
- 軽減税率対策補助金の利用
- キャッシュレス・消費者還元事業の利用(エアペイ申し込み)
まず軽減税率対策補助金について、あなたの事業所で食料品を扱っていれば利用のチャンスがあります。2019年10月の軽減税率の導入に向けて、中小の事業者を対象に複数税率に対応するためのPOSレジ導入に補助金を出すということが決まっています。この軽減税率対策補助金を利用すると、iPadは実質半額で手に入れることができます。
また、キャッシュレス・消費者還元事業も同じように、キャッシュレス決済を導入する中小事業者に対して政府から補助が出るしくみです。こちらは全額が補助されます。
どちらも対象となる事業者であれば使わない手はありません。以下、分かりやすくそれぞれまとめていますので合わせてご確認下さい。
なお、iPadを購入するときにどれを選べばいいか迷う方もいらっしゃるかと思います。管理人のおすすめは以下のモデルです。
あえてスペックが中程度で旧型モデルのものをご紹介しています。なぜなら、エアレジの利用が目的であればこれで必要十分なスペックであり、費用対効果が高いためです。特にこだわりがなければこちらのiPadをお選び下さい。
Wi-Fi環境が必要
エアレジを利用するにあたってはWi-Fi環境が不可欠です。なぜなら、通信により売上データや決済データのやり取りを行うためです。この点もエアレジ利用にあたっては注意しましょう。
もしWi-Fi環境をこれから導入する場合は光回線を導入して下さい。導入時に、ルーターが付いてきますのでこのルーターからWi-Fiを飛ばす(インターネット通信をする)という流れになります。
実は私もエアレジを酒店に導入したことがありますが、その際はWi-Fi環境が整っておらず右往左往しました。どの光回線を選べばよいのか、どの代理店から申請すればよいのかといったことが分からず1から調べる必要があったためです。
結果的には、自分のお店に合った光回線を導入してWi-Fi環境をつくることができました。この経験から、Wi-Fi環境を導入するための具体的な手順と光回線の選び方を学んだので以下シェアさせて下さい。
少しでも参考にして頂ければ嬉しいです。
キャッシュレス決済には別途エアペイが必要
エアレジでクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を行うには別途エアペイの利用が必要になりますのでご注意下さい。
もしお店でクレジットカードなどのキャッシュレス決済を行う予定で、まだ決済サービスを導入していない場合はエアペイの導入を検討しましょう。詳しくは以下にまとめています。該当の方はチェックしてみて下さい。
近年はお店におけるキャッシュレス決済を望む声が多くなってきています。政府もキャッシュレス・消費者還元事業により事業所のキャッシュレス化を後押ししており、中小の飲食店や小売店等にとってはチャンスの大きい分野です。
エアレジとエアペイは姉妹サービスなので連携も問題なく行えます。2つセットでの導入もおすすめですのでご検討下さい。
免税会計には未対応
エアレジは免税会計に特化した設定がありません。免税会計を行う場合は、免税販売の手続きに従って所定の会計処理を行う必要がありますのでご注意下さい。
対処法としては、通常の免税販売をできる限り効率化するという方法になります。例えば、免税販売に必要な購入記録票と購入者誓約書を複写シートで一度に記入できるようにしたり、多言語説明シートを用意するといった方法があります。
以下、免税許可の申請方法から上記のような運用効率化のポイントまでまとめていますので良かったらこちらもご参考下さい。
一方で、売上の8割以上が免税売上であるようなインバウンド需要に特化した店舗の場合、免税販売専用の操作画面のあるPOSレジサービスの方がおすすめです。スマレジやBC-POSといったサービスがこれにあたりますので、該当される場合は調べてみて下さい。
エアレジ導入の簡単4ステップ
①アカウントの登録
こちらではエアレジ導入の4ステップをご説明していきます。
まずはAirIDを取得しアカウント登録を行います。
すると、以下のページになりますので「Air IDの新規登録」をクリックします。
新規登録画面になるので、申請者の氏名や店舗名など各種情報を入力して下さい。
全て入力をして登録申請すると以下のようなメールが届きます。
これでAir IDの登録(アカウントの登録)は完了です。
次にアプリのダウンロードに進みます。
②専用アプリをダウンロード
iPad(もしくはiPhone)を用意し、エアレジのアプリをダウンロードします。
まずはApp Storeを開いて「エアレジ」で検索します。
以下のように、エアレジアプリが出てきたらダウンロードします。
エアレジのダウンロードが完了し、ホーム画面にエアレジのアプリが現れていることを確認して下さい。
上図のように、アプリを確認できたらOKです。
③商品を登録
アプリがダウンロードできたら、次にアプリを起動してエアレジの初期設定を行なっていきます。
まずはエアレジのアプリを起動して自分のAirIDでログインします。
ログインできたら、トップ画面の「商品」をタップします。
最初はチュートリアル画面が出てきますので、読み進めます。
すると、右下に「商品を登録する」という場所があるのでタップして進みます。
商品の登録画面になるので登録していきます。ここでは試しにコーヒーを登録してみます。
「商品名」と「価格」を以下のように入力し、右下の「保存する」をタップします。
次にカテゴリを選択しますが、その前にまずカテゴリの設定を行います。
上記画面左上の「関連メニュー」からカテゴリの設定に進んで下さい。
「カテゴリで商品を整理整頓」という表記の画面が出てくるので、右下の「カテゴリを登録する」をタップします。すると、以下のカテゴリ設定画面になります。
「カテゴリー名」を入力したら「保存する」をタップします。ここではドリンクというカテゴリを設定しました。
先ほどの商品登録の画面に戻り、今度は商品のカテゴリーを設定します。ここではコーヒーのカテゴリーに先ほど設定した「ドリンク」を選びます。入力できたら「保存する」をタップして下さい。
以上で商品の登録は完了です。
試しにトップ画面の注文入力・会計からコーヒーが商品登録されているかチェックしてみましょう。
コーヒーがしっかり表示されていますね。これでしっかり商品登録ができていることが分かります。
なお、商品を複数登録していく際は色分けや並び替えが便利です。以下のように、見やすく整理整頓しておくと実際の会計がやりやすくなります。
商品登録は、慣れてきたら自分なりにカスタマイズしてみることをおすすめします。カテゴリー分けもしっかり行なっておくと分析の際に便利です。
④周辺機器の用意・接続(導入完了!)
最後に、レシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器を接続します。お店によって使う機器は異なるので、自分のお店に必要なものを適宜用意して下さい。
こちらでは例として、スター精密製レシートプリンター「TSP654Ⅱシリーズ」とキャッシュドロア「CB-72Ⅳ-3/6」との接続方法についてご説明します。
まずは、以下のように付属のケーブルでプリンターとドロアを接続します。
次に、プリンターの電源を入れ、赤色のPAIRボタンを5秒間長押しします。
すると、左端にある緑色のPOWERランプが点滅します。
POWERランプが点滅している間に、iPadの設定アプリを開きます。
Bluetoothをタップし、Bluetoothの設定をオンにします。
オンにできたら、デバイス欄から「Star Micronics」を選択します(使う機器によって異なります)。右端に「接続済み」と表示されればOKです。
次にエアレジアプリで接続設定をします。
エアレジアプリを起動し設定をタップします。
次の画面で「レジ・プリンター」をタップします。
すると、以下の画面になりますのでプリンター利用を有効にし、プリンターから「スター精密 TSP654II Bi」を選択します(使う機器によって異なります)。
画面右下の「変更」をタップして設定を保存します。
これで接続設定は完了です。
以上、4ステップを全て完了したらエアレジのサービスが利用開始できます。
手順に沿って準備をされていた方はお疲れ様でした!
なお、レシートプリンターやドロアといった周辺機器をこれから購入するという方は以下もご参考下さい。具体的に必要になる機器やおすすめの機種などを詳しくまとめています。
まとめ
軽減税率にも対応できるモバイルPOSレジの代表格、エアレジについて分かりやすくまとめさせて頂きました。
いかがでしたか?お店や事業所におけるエアレジ導入のイメージが少しでも湧いたなら幸いです。
以下、本記事でご紹介したエアレジについてのまとめです。
- エアレジとは:注文・会計ができて持ち運び可能なPOSレジサービス
- メリット:操作性・モバイル・無料・分析機能・軽減税率対応
- デメリット:iPad必要・Wi-Fi必要・エアペイ必要・免税会計未対応
- 導入方法:①AirID登録②アプリダウンロード③商品登録④周辺機器接続
エアレジ利用にあたっては各種補助金の活用もおすすめです。特にキャッシュレス・消費者還元事業の補助金を使うとiPadが無料で手に入るので人気です。
上記補助金はエアペイを申請すると自動的に利用できます(対象店のみ)。エアペイは26種類のキャッシュレス決済をお店や事業所に導入できるサービスです。エアレジとの相性も抜群ですので合わせてご検討下さい。
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