キャッシュレス決済の導入にあたってよく疑問点としてあがるのが売上金の入金についてです。
どんな事業者の方でも基本的には売上金をすぐに回収したいものです。それにより次の仕入れや投資を行うことができるためです。
今回はエアペイの入金について、注意点をご紹介いたします。
エアペイは翌日入金できないので注意!
エアペイは明日売上金を引き出したいと思ってもすぐに引き出すことはできません。これはエアペイだけでなくあらゆる決済事業者に言えることですが、注意しておきたい点です。
キャッシュレス決済を行うと一時的に売上金は手元にない状態になりますので、十分な資金量と計画的な資金繰りが必要になります。
一方で、エアペイは基本的に入金サイクルが早いのであまり問題にはなりません。したがって、飛び抜けて売上が高い・在庫回転が速い店舗で導入する場合でなければ安心できるかと思います。
クレジット端末を決済代行会社からエアペイ、スクエアに代替。端末は安いorタダ、手数料は2%以上も減る、入金サイクルも早い、各種電子決済も対応ときたもんだ、変えない選択肢はないぜこりゃ
— チャン・ケイ (@1234Yoda) 2019年4月23日
対処法はある?
翌日入金ができないことへの対処法としては、大手都市銀行を指定口座にして月6回の入金日を設けることが有効です。これにより、翌日入金とまではいきませんが余裕を持った資金繰りが可能になります。
まず前提として、エアペイによるキャッシュレス決済で売り上げた売上金はあらかじめ指定した銀行口座に振り込まれます。
この入金サイクルは指定の銀行によって異なり、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の大手都市銀行であれば月に6回の振込入金が可能です。また、他の銀行においても月3回の振込入金が可能となっており、一般的な決済事業者よりも素早い入金サイクルとなっています。※一般的な決済事業者の入金サイクルは月2回
以下、銀行の種類別に入金締日・入金日をまとめた表になります。
※振込日が金融機関休業日の場合、月末振込は営業日前倒し、それ以外は営業日後倒しになります
こうみると月6回だと5日の間隔で入金が可能となっています。翌日入金はできませんが、ある程度の計画性を持って資金繰りをしていればまず困ることはなさそうです。
もしこれでもなお経営に逼迫する場合は、資金計画の見直しも検討してみましょう。
まとめ
エアペイの入金に関して注意点と対処法をご紹介させて頂きました。
いかがでしたか?資金繰りは誰しも苦労するポイントです。キャッシュレス決済を導入する際には考慮しておきたいですね。
当サイトでは、他にもエアペイのメリットや注意点などを分かりやすくまとめています。キャッシュレス決済の導入をご検討の方はぜひ参考にしてみて下さい!