Airペイ(エアペイ)は、お店のキャッシュレス決済を可能にするサービスです。
この記事では、そんなエアペイについてとことん分かりやすく解説していきます。
お店で商品をお買い求め頂けた!お客様にサービスを提供した!
そんなとき、お客様にこう言われた経験はありませんか?
「カード使えますか?」「支払いはSuicaで」「QR決済ってできますか?」
このように、最近は既存のレジでは対応できないキャッシュレス決済を望まれるお客様が急増しています。
エアペイはそんなキャッシュレス決済をあなたのお店で簡単にできるようにしてくれます。
私もエアペイを酒店に導入した経験があります。
その時は常連のお客様に大変喜んでいただき、全体の購買頻度も増えました。
またQR決済にも対応でき、中国人観光客の爆買い誘発に繋がっていきました。
エアペイ恐るべし。。というのが正直な感想です。
この記事では、そんなエアペイが具体的にどういうサービスなのか。どうやって導入するのか。費用はどれくらいか。
そういったエアペイの気になるポイントをまとめてご紹介していきます!
Contents
Airペイ(エアペイ)ってどんな決済サービス?導入費用は?
エアペイはあらゆる電子マネーやQRが使える決済サービスです。
例えばコンビニはあらゆる決済に対応していますよね。基本的にはそれに近い決済システムをあなたのお店で提供できるようになります。
どんなお店でも(例えば病院やクリニックでも)様々な決済に対応できるところがエアペイの利点です。
26種類のキャッシュレス決済ができるようになる!
エアペイは、さまざまな決済をiPadまたはiPhoneとカードリーダー1台で決済できるようになります。
例えば、クレジットカードや交通系電子マネーのようなキャッシュレス決済ができるようになるのが大きな特徴です。
流行りどころか、現金の代わりに様々な電子決済が世間一般的に普及しつつあります。
例えばこんな感じですね!
エアペイを導入すると、こういった決済をあなたのお店でも対応できるようになります。その対応できる決済の数も多く、エアペイはなんと26種類もの決済に対応できます。これならあらゆるお客様の決済ニーズにこたえることができますね。
気になる費用は?
エアペイなら業界最安水準の決済手数料3.24%~、かつ月額固定費、振込手数料は0円です!さらに、2019年10月以降は中小事業者であれば決済手数料が2.16%に引き下げになり、よりメリットが大きくなります。
私も様々な決済サービスをリサーチ・検討しましたが、今のところ最も費用対効果が高いのはエアペイだという結論に至りました。
こういった新しいサービスを導入しようとした場合、この比較検討の段階が一番の難関になるんですよね。。
ここは私が身を持って体験した部分ですので、おすすめの理由から注意点まで包み隠さずご紹介していきます!
エアペイの導入事例
大変便利なエアペイですが、実際にどのようなお店や事業所で利用されているのでしょうか。
エアペイが主に利用されている場所をピックアップすると以下のようになります。
- 飲食店:レストラン、カフェ、居酒屋など
- 小売店:雑貨店、酒屋、土産屋など
- サービス店:美容室、ホテル、病院など
大きく分けると、飲食店・小売店・サービス店の3つです。どれもお客様に対して都度会計を行うという点が共通しています。
今回はよりイメージが湧くように、エアペイを導入した事業所の事例を2つご紹介いたします(エアペイ公式ページより一部抜粋)。
まず1つ目は、東京都世田谷区にあるNEWOLDにおける導入事例です。こちらのお店ではハンバーガーとパンケーキを中心とした飲食を提供しています。
こちらの店舗では周辺に富裕層や外国人の方が多いことから、開店当初からクレジットカード決済の機器を導入していました。
しかし、電話回線を利用するタイプで決済機器も大きなものであったためレジカウンターに置けるようなものではありませんでした。そのため、カード決済の時はバックヤードまで走って決済しに行くことになり、非効率な上にお客様をお待たせてしまうことが課題となっていました。
そこで、Wi-Fiで通信ができてコンパクトなエアペイに切り替えたところ、カード決済にかかる時間が大幅に短縮でき会計の効率化が実現できたといいます。
さらに、決済手数料が安くなったことで利益向上にも繋がり、一石二鳥の効果があったと紹介されています。エアペイを上手く活用している好事例ですね。
続いて、2つ目の事例です。東京都新宿区にあるヘアサロン Ame hair & nail における導入例です。
こちらの美容室では以前からカード決済には対応していましたが、近年のニーズの高まる電子マネーなど他のキャッシュレス決済への対応が課題となっていました。
そこでエアペイを導入したところ、カード決済が6つのブランドでできるようになりSuicaなどの交通系電子マネーによる決済も可能に。これがお客様の払いやすさを実現し、トリートメントなどのオプションサービス追加による売上UPに繋がっていると報告されています。
また、エアペイはワイヤレスで持ち運びができるので、レジカウンターではなくお客様のもとで会計ができるようになったというメリットも紹介されています。確かに、席会計やテーブル会計が可能になるというのは新しいおもてなしに繋がりますね。お客様の満足度もアップすること間違いなしです!
以上、2つのエアペイ導入事例をご紹介いたしました。あなたのお店で利用するイメージも少し湧いたのではないでしょうか?
他の事例も見てみたい場合はエアペイの公式ページを確認してみましょう。20以上の導入例が掲載されており参考になります。
Airペイ(エアペイ)のメリット
エアペイは単にキャッシュレス決済に対応するだけでなく、あなたのお店の売上UPやお客様満足度の向上を実現してくれます。
こちらでは、そのようなエアペイのおすすめポイントを厳選してご紹介していきます。
結論から申し上げると、エアペイの魅力は大きく次の5つになります。
- カード、電子マネー、QRなど26種類の決済に対応
- 導入費用がゼロ円!
- 決済手数料は業界最安水準!
- 素早い入金サイクル
- 万全のセキュリティ
それでは、1つずつ見ていきましょう。
カード、電子マネー、QRなど26種類の決済に対応
エアペイの一番の魅力、それは26種類ものキャッシュレス決済に対応しておりどんなニーズにも対応できる点です。クレジットカードから、交通系電子マネー、Apple Pay、LINE PayなどのQR決済まであらゆるお客様の決済にお応えできます。
最近では、100億円キャンペーンで一斉を風靡したPayPay(ペイペイ)への対応も完了しました。これで日本のキャッシュレス決済で利用される主要ブランドはほぼ全て網羅したかたちになります。
そう、こんなにも便利。そしてそれゆえに気になるのはその導入費用ですよね。
導入費用がゼロ円!
現在は0円スタートキャンペーンをやっているので費用なしでエアペイの導入ができてしまうのです。
しかも、現在はキャッシュレス0円キャンペーンも利用できます。これはキャッシュレス・消費者還元事業への申し込みを同時に行うことで、決済操作に使うiPadも0円で貰うことができるというキャンペーンです。
そう、ここがエアペイのすごいところ。
エアペイは決済にかかる手数料しかからないのです。しかもその手数料は業界最安水準。もう脱帽です(笑)
エアペイの使いやすさ、今後のキャッシュレス決済ニーズの高さに自信があるからこそできるビジネスモデルです。
決済手数料は業界最安水準!
さて、豊富な決済ができるエアペイですが、気になる手数料は上記の通りです。
これは業界最安水準で間違いありません。
私も色々リサーチしましたが、現状どの決済手数料も一番低いのがこのエアペイでした!
例えば、競合のSquareだとVISAやマスターカードが3.25%、JCBが3.95%だったりします。
また、2019年10月からは政府のキャッシュレス・消費者還元事業が始まり、エアペイの決済手数料3.24%は実質2.16%にまで減ります。これまで以上にエアペイの使いやすさは増していくことになりそうです。
なお、キャッシュレス・消費者還元事業については『キャッシュレス・消費者還元事業とは|5%の消費者ポイント還元など』に詳しくまとめています。こちらも合わせてご参照下さい。
素早い入金サイクル
エアペイの嬉しいポイントの1つはこの素早い入金サイクルです。
クレジットカードなど一般的な決済手段は月に2回の振込が多いですが、エアペイは月最大6回まで振込可能です。
具体的には、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行なら月6回の振込。その他の銀行なら月3回の振込を行うことができます。
私がエアペイ導入をサポートした酒店では、アリペイが使用可能になったことで中国人客のウイスキー爆買いが起こりました。
そこで助けになったのが、エアペイの素早い入金サイクルです。次の仕入れをするためのお金がなくなってしまうという心配を見事に解消してくれました!
万全のセキュリティ
エアペイでは、お客様やあなたのお店の情報を守るセキュリティ体制が万全です。
具体的には、以下の規格に対応した強固なセキュリティがしかれています。
- EMV:クレジットカードに搭載されるICチップの国際規格
- PCI DSS:カード会員情報の保護を目的としたカード情報セキュリティの国際統一基準
お客様のカード情報や電子マネーの購買履歴を扱うことになるので不安という方もいらしゃるかと思いますが、エアペイならこの点も安心です。
万が一困ったことがあっても、年中無休9:30-23:00で対応してくれるヘルプデスクがあなたの強い味方になってくれます。万全のサポート体制も嬉しいですね!
Airペイ(エアペイ)のデメリット
プーさんの言う通り、エアペイには致命的なデメリットというのはありません。
一方で、注意点をしっかり確認することは決済サービスを導入する上で大切です。ここではその対処法までご説明しますので、ぜひエアペイ導入時の参考にしてみて下さい
気になるエアペイの注意点ですが、まとめると次のようになります。
- iPadもしくはiPhoneが必要
- Wi-Fiが必要
- 電子マネーはnanacoとWaon、楽天Edyが未対応
- QRコード決済は楽天ペイが未対応
- 申し込みから利用開始まで1〜2週間かかる
それではさっそく詳しく見ていきましょう。
iPadもしくはiPhoneが必要(Androidは未対応)
ここで、新たにiPadなどを購入しなければいけない場合の対処法を2つご紹介致します。
- 軽減税率対策補助金の活用
- キャッシュレス・消費者還元事業の活用
おすすめは2つ目のキャッシュレス・消費者還元事業の活用です。これを活用すると、iPadが全額補助されます。
キャッシュレス・消費者還元事業とは、中小事業者を対象にキャッシュレス化を支援する政府の事業です。エアペイを申し込む際には、こちらの申請も同時に行えますので忘れずに申請しましょう。
また、中小事業者に該当しない場合でも、軽減税率対策補助金の活用によりiPadは半額、レジ周辺機器なら購入金額の3/4が補助を申請できます。こちらも使わない手はないので、あなたのお店が該当するかよくチェックしてみて下さい。
ちなみに、お店用のiPadを新たに用意したいという方でどの機種を選んだらいいか分からないという方もいらっしゃるかと思います。そういった方は以下のiPadがおすすめです。32GBで必要にして十分の機能となっています。
実際に私が酒店にエアペイを導入した時もこちらのiPadを使い成功しました。
非常にスムーズな決済体験をお客様に提供できるようになります。
Wi-Fiが必要
エアペイの導入にはWi-Fi環境が必須になります。この点も注意が必要です。
もしあなたのお店にWi-Fi環境がない場合は、新たに光回線を導入しましょう。実は私もエアペイを酒店に導入した際にWi-Fi環境がお店なくて悩みました。具体的には、以下の2点が分からず苦労しました。
- どうすればWi-Fiを導入できるのか
- どの光回線を申し込めば良いのか
色々調べた結果、①の答えが「光回線を導入すること」でした。そして②についても、自分に合ったお得な光回線を選ぶための方法論があります。詳しくは『【超まとめ】お店にWi-Fiを導入しよう|おすすめ光回線 決定版』をご覧下さい。
上記、こちらの記事を読んで下さっているあなたが私と同じ苦労をせずに済むよう分かりやすくまとめています。参考にして頂けると嬉しいです。
電子マネーはnanacoとWaon、楽天Edyが未対応
エアペイはセブンイレブンなどで使えるnanaco、イオンで使えるWAON、楽天ポイントが使える楽天Edyに未対応です。
そうです。プーさんの言う通り、nanacoとWAONは利用できる店が特定のチェーンに限られているため、これらのみを電子決済の手段にしている人は滅多にいません。
楽天Edyも楽天市場を頻繁に利用する人なんかが利用しており、これだけという人は少ないです。
一方で多くの人が決済手段としており、必ず対応していたい決済手段というのもあります。それはクレジットカードと交通系電子マネーです。
ご安心下さい。エアペイはこのいずれにも対応しています。
実際、お客様が電子決済として利用されるものはほとんどこのクレジットカードと交通系電子マネーになります。したがって、エアペイの機能があれば必要にして十分ということになります。
またそれぞれ対処法もありますので、気になった方は『エアペイはnanacoとWAON、楽天Edyなど一部決済に未対応』もご参照下さい。
QRコード決済は楽天ペイが未対応
エアペイは楽天ペイ(QR決済の種類)には未対応です。
QRコード決済は今後日本でも急速に普及していく可能性のある決済手段です。
2018年末にはPayPayが100億円あげちゃうキャンペーンを実施し火付け役となりましたね。
実は、エアペイだけが日本でメジャーなLINEペイ、そしてd払い(ドコモのQR決済)に対応できる決済サービスとなっています。
さらに、中国で最もメジャーな決済手段であるALIPAY(アリペイ)やWeChatペイ(ウィーチャットペイ)にも対応しています。今後、訪日観光客数は増加し政府もこれを後押ししていることから、この点も大きなメリットになってきます。
※エアペイは2019年5月よりPayPay決済にも対応しました。これで主要なQR決済には全て対応したことになります。
申し込みから利用開始まで約2週間かかる
エアペイは申し込みをしてすぐに利用できるわけではありません。
審査・配送・初期設定の後、各決済ブランドの審査完了メールが届いてから利用が開始できます。だいたいこの間が2週間です。
特に審査は決済ブランドによっても審査期間が異なります。利用開始までの時間を短縮する方法など、注意点や対処法の詳細は『エアペイは申し込み〜利用開始まで約2週間!審査に関する注意点は?』でご説明しています。
Airペイ(エアペイ)のかんたん導入方法
エアペイはウェブ申込み・初期設定・利用開始のかんたん3ステップで導入できます!
新しい決済システムの導入となるとどうしても難しそうに感じますよね。
でもご安心ください。エアペイの導入は以下の3ステップのみで本当に簡単です。
また、トレーニングモードという決済の練習機能もあり、従業員のスキルアップも含めた実践的なキャッシュレス決済導入が可能です。
導入の各ステップについては『【超解説】Airペイ(エアペイ)のかんたん導入方法』で詳しく解説しています。画像や表をふんだんに使って分かりやすく説明していますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
まとめ
エアペイがどんな決済サービスか、メリットや注意点は何かなど、分かりやすくまとめさせて頂きました。
いかがでしたか?少しでもポイントがお伝えできたなら嬉しいです。以下、エアペイについて全体のまとめになります。
- エアペイとは:あらゆるキャッシュレス決済がお店で利用できるサービス
- メリット:26種類の決済対応・導入0円・手数料最安・素早い入金・セキュリティ万全
- デメリット:iPad必要・Wi-Fi必要・一部未対応決済あり・申請〜利用までが2週間
- 導入方法:①Webで申し込み②初期設定③利用開始
私も最初は迷いましたが、実際にエアペイを導入してみて「もっと早く導入しておけば良かった!」と思いました。実際に、私がエアペイを導入した酒店では売上が150%以上に大幅増加しましたし、効果抜群であることは間違いないです。
今後のキャッシュレス決済化の流れは加速していきます。この機会にぜひあなたのお店でもエアペイを導入してみて下さい!